都会のすきま-40代ほどほど暮らしのつくりかた

アラフォーになってもジタバタしている毎日のこと

スイッチオフりに宇都宮

1人で宇都宮に行ってきました。宇都宮じゃないとできないような特別な予定があるわけでもなく、ただ単に遠出を目的にした旅です。

 

ここ最近忙しさの波がまたやってきていて、それに伴い例のごとく不眠がぶり返していました。不眠にも程度がありまして、それはこんな感じなんです。

レベル1)寝付くまでに時間がかかる/3時間くらいの短時間睡眠

レベル2)薬を飲まないと眠れない

レベル3)薬を飲んでも眠った感覚がない

 

で、ひどいのはレベル3で、ここまで行ってしまうと休日だろうが夜も朝も全く眠れなくなってしまうし、眠るという感覚そのものを体が忘れてしまうんですね。全く眠った感覚がないまま朝を迎えるので疲れも全然取れないしボーっとしてしまいます。

動画などを見てウトウトしようとすると体の中から「お前を眠らせねぇ!」と睡眠を拒否する内なる悪魔に起こされてしまう感じになります。このサイクルに入ってしまうと取り戻すのが本当に大変で。なのでできるだけレベル3には行かないように毎日の生活をなるべく平穏にしておく必要があります。しかし仕事の山場が来ると脳がビジー状態になり何をしても眠れなくなってしまうのです。

 

前置き長くなりましたが、不眠がレベル3に達してしまったのでオフるために少し遠出してきました。湘南新宿ラインに1.5時間ほど揺られてると宇都宮に着きます。この電車に揺られている時間が重要です。ほどほどに遠いけど遠すぎない。思い立ったらすぐ行けて日帰りで帰ってこれるところがポイントです。

 

カバンに本を一冊だけ入れてパッと電車に乗り、流れる景色を見て過ごします。携帯は極力見ないようにします。普段はせっかちで何かをする時は同時に何かをこなしたいマルチタスク中毒ですが、電車の中という制約があるお陰でボーっとすることができます。そしてボーっと景色を見ていると電車のいい感じの揺れと相まっていつのまにか寝落ちしています。ここでやっと睡眠の感覚を取り戻すのです。

 

夜が眠れなかった分、電車の中で深い眠りに入っていて、あっという間に終点の宇都宮に着きます。

 

観光が目的でもないので駅ビルをプラプラ一周してからGoogleマップで良さそうなカフェを見つけて散歩してひと息。持ってきた本をパラパラめくります。

せっかく宇都宮にきたので最後は餃子を食べて帰ります。人気店はどこも行列なので駅ナカの店舗でサッと一杯。スイッチをオフることが目的の遠出なのでこれで十分。

 

宇都宮での滞在時間は3時間程度だったでしょうか。お昼過ぎに着いて夕方帰ってくるスケジュールです。

東京はどこの街に行っても人がたくさんいて疲れてしまうのですが宇都宮は街全体がのんびりしていていいですね。地元を思い出します。店員さんもどこかのんびりしていてこちらも気を張らなくていいのがとても良いです。(東京は常にお客さんが多いので店員さんも若干こわいことが多い)

 

観光ではないので特にお土産を買ったり名所に足を伸ばすこともありません。カフェでゆっくり本を読むという東京で出来ることをわざわざ宇都宮でやってきました。

 

帰りぎわに入れたアルコールでふわふわして復路の電車でもまた寝ていました。横並び席の一番端に座れたので壁側にもたれかかって首が痛くなるほど寝ていました。

 

先週は頭を使うハードな打ち合わせが続いていたのですが、電車のなかでやっとオフれた気がします。不眠になりやすいので自分なりの睡眠法を確立していきたいのですが今のところこの「電車で少し遠出」が私には有効な気がしています。

 

何かをする、も大事なのですが何もしない(できない)状況に自分をおいて自分を休憩させるのが大事だなと思った次第です。

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