都会のすきま-40代ほどほど暮らしのつくりかた

アラフォーになってもジタバタしている毎日のこと

好きだったことを取り戻す

昨日までのどしゃ降り〜雷の天気とは打って変わって晴天の本日。家を出る時に天気が良いというだけでこんなにも精神的に気持ち良いものか。思いっきり息を吸い込んだら夏がもうそこまで来ていることを感じました。

 

退職が決まってから心の余裕が出来たのか、最近は映画や読書や音楽などの趣味を楽しんでいます。

 

一時期は本を読もうと思っても、途中で仕事のことを思い出してしまったり考えが散らかってしまってうまく本が読めなかったりしました。あんなに大好きだった本も楽しめなくなってることが悲しく感じていました。疲れている時は考えることができないためとにかくただひたすらボーっと動画を眺めていました。かわいい猫ちゃん動画を眺めていると眠くなってくるので不眠の私はそれに助けられていました。

 

そんな状態でしたが先日読みたいと思う本を購入したらその内容があまりに面白くて、私は朝の2時までかけて一気に読み切ったのです。自分でもびっくりしました。ここのところこんなに集中して本を読んだことがなかったのです。(上出遼平さんというかたの半分ドキュメンタリーみたいな本でした。)自分の最も好きな読書の趣味が自分に戻ってきた瞬間でした。「あ、わたしまだ本読めるんだ!」と読後の興奮と共にすごく嬉しい気持ちになりました。その後大好きなエッセイも楽しめるようになりました。

 

映画も2時間集中して見るというのができなくなって映画館からも遠ざかっていたのですが、最近は水曜の夜に早上がりしたりして映画館に通っています。5月〜6月にかけて映画館で3本映画を見てきました。映画って今2000円もするんですね。1300円くらいの感覚でした。映画がお得に見れる水曜や1日を狙って見にいきました。映画館で映画を見るのすごく良い!家だとやっぱりスマホの小さな画面で見にくいし、体制的にも疲れてくるし途中でLINEとか来たら集中力が削がれます。その点映画館は映画を見ることしかできないので作品の世界にすっぽら入ることができます。

 

音楽も10代の頃からずっと好きな趣味です。大人になると体力的にもきつくなりLIVEにもなかなか行きづらくなってくるのですが、先日好きなアーティストのLIVEに行ったらやっぱり楽しくて。テンション爆上げでした。立ちっぱなしなので疲れると思っていたのですが楽しさが上回りました。大げさだけど生きる希望だと思いました。

 

大人になると昔好きだったことを忘れてしまいそうになります。仕事も忙しいし休日にも「仕事のインプットをしないと」と、どこかあせった気持ちがありました。でも私は私の大好きなことを大事にしていいんだと思いました。

 

本や映画や音楽などの作品を楽しむこと、それが私の毎日を充実させてくれるものでした。好きなことに浸かっているときの自分は不安にならないし、なんなら強くなれます。

 

不思議ですがこうした好きな趣味を取り戻してから夜も眠れるようになってきました。自分の頭の中を好きなもので埋めれているからでしょうか。

 

大人になったからって10-20代で楽しんでいた趣味を手放す必要なんてまったくないんだなと思いました。むしろ大人なので好きな作品やアーティストにどんどん課金できるんです。そのために働く、というのもありですね。

 

みなさんは大人になって夢中になれる趣味ありますか?

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