秋晴れがさわやかな本日みなさまいかがお過ごしでしょうか。弊社は退職者が続いています。（不穏な出だし）
IT業界なのでそもそも人材の流動は激しいというのはありつつも、弊社は売上が厳しい状況でして、売上が厳しいというのはすなわちお給料が上がらないということなのであります。
私が転職組として入社した頃はいけいけどんどんで採用強化していたんですね。私も転職回数多い経歴なのに入社出来てラッキーなんて思っていたのですが、急拡大した組織に対して育成が追いつかなかったり、そもそも製品的にもレッドオーシャンで競争力が弱まっていったり。またそんな中で会社から求められる数字は常に厳しく…その結果、20代後半から30代の中間世代がごっそり退職する事態となっております。
多分こういう事態って弊社だけじゃないんですよね。私は前職でも似たような状況を経験していますし。
ある程度経験を積んで優秀な20代〜30代。今はビズリーチのようなスカウトサービスも充実していますから、自分の市場価値が測りやすいんですよね。売上の上がらない会社で上から無茶な数字求められている時に今よりも年収が100万以上も上がるとなればそりゃ行きますよね。
会社に行くたびに「◯◯さんも辞めるらしいよ」って耳に入ってくるのは結構ショックです。しかも優秀でやる気もあって頑張ってた人たちですから。悲しみもよりいっそうです。
そんな中で中間世代の自分はどう働くか。
君たちはどう生きるか、をリアルに問われてる気がします。
私だって辞めたいと思う時も正直たくさんあります。今も絶対辞めないとも思ってないです。ただ、なーんか辞めるのは今じゃないなって気がしてきています。（意外と逆境に燃えるタイプなのかもしれません）
私は自分でこの仕事を選択したという感覚があります。辛いこともたくさんあるし、というか日々はつらいのですが、やりがいを感じる一瞬があります。
今は周りに影響されずに自分のやるべきことを一つ一つ着実にやる。10月末の大仕事をとにかく成功させる。色々考えるのはあとあと！と自分に言い聞かせてます。
私はつらくてくじけそうになった時は大好きなアイドルの子が頑張ってステージに立ち続ける動画を見て力をもらっています。みなさんはつらいとき何をモチベーションにしていますか？
私たちのような中間世代はこうあるべき、なんて大それたことは言えません。ただ、自分の仕事をつらいながらも楽しんでいればそれを見てくれている人はいるんだなって思う時があります。私の担当しているプロジェクトをやりたいって言ってくれた若手の子が何人かいて、それを聞いたときにはじんわりと嬉しかったです。
私はHSPなので周囲の感情を拾ってしまいやすいのですが、今はマインドフルネスを意識して自分の仕事をより良いものにすることだけに集中しています。弱気になりそうな時には心の中になかやまきんに君を宿して「パワーーー！」と自分に気合いを入れています。
