都会のすきま-40代ほどほど暮らしのつくりかた

アラフォーになってもジタバタしている毎日のこと

歯科衛生士さんとの勝負

3ヶ月に1回歯医者に通って歯のクリーニングをしてもらっています。

 

この行きつけの(?)歯医者が割とちゃんと設備投資して院内環境を常にアップデートしてるとこでして、もともとは前に住んでた住居の近くにあったから通い始めたのですが引っ越した後も電車を乗り継いで好んで通っております。

 

そんなに大きくなくこじんまりとした歯医者なのですが、コロナの時にも空気清浄機とか衝立とかいち早く導入し歯科衛生士の毎日の体温表まで張り出していたくらいちゃんと気を配っていることが伝わる歯医者です。院長先生がやり手の経営者って感じで、最新の設備導入に余念がない。

 

この歯医者を気に入ってる理由の一つとして毎回の患者の歯の状態を数値化してデータで出してくれるところ。全体の歯に対する歯磨きの磨き残し率とか、歯周診断書にてそれぞれの歯の歯周ポケットの深さも数値化して見せてくれるのです。

 

自分の数字と戦うのが好きな私ですので、いただいた診断書をもとに歯磨きを改善し、毎回次はもっと良い数字を出したい!歯科衛生士さんに褒められたい!と頑張っているのです。

 

長年信頼してお願いしていた歯科衛生士さんが産休に入ってしまい、最近はフレッシュなメンバーに歯をクリーニングしていただいています。フレッシュなメンバーなので若干緊張感が漂うときもあるのですが「私を実験台にして成長してくだされ」という気持ちで身を預けています。

 

この週末も歯のクリーニングに行ってきまして、初めて担当してくれるフレッシュな女性の歯科衛生士さんでした。

 

多分マニュアルがあるようで患者がびっくりしないように全部の動きの前に今からこれをしますよ、と教えてくれます。

「空気をあてます」

「お水が出ます」

「舌を押します」

最初のほうは返事をしたほうがいいのかなと思って「ふぁい」と口を開けたまま返事をしていましたがあまりにも全部の動きをお知らせしてくれるので多分返事は求めてないんだなと判断し後はされるがままクリーニングを受けました。

 

治療の上手さでいったらそりゃベテランさんのほうが力加減やスピードなど適切で安心してお任せできるのですが、フレッシュなかたも一生懸命なのが伝わってきたのでこちらも心の中で「がんばれ!」とエールを送りながら治療を受けました。

 

治療が全て終わってから私の歯の状態と改善についてフレッシュさんがアドバイスをくれます。

「全体的にとってもよく磨けています!ちゃんと毎日フロスも通して下さっているので歯と歯の間もとても綺麗でほぼ完璧です!」

フレッシュさんに褒められて「あ、ほんとですか?毎日がんばってみがいてるので良かったです」と照れる私。

 

「全体的にはとても綺麗に磨けているんですがコーヒーを飲まれるので着色が若干ありまして、こちらは保険適用外の治療だと落とすことが出来ますので良かったらお申し込みください!お値段は8800円です!」

 

私が受けているのは3ヶ月に一回の保険適用のクリーニングなのですが、保険適用外のホワイトニング付きのクリーニングをおすすめされました。

高いし迷ったけどなんかもっと歯の綺麗さを極めたくなって申込してきてしまいました。

 

フレッシュな歯科衛生士さん、実は営業上手だったのかもしれません。歯は綺麗に保ちたいので後悔はしていませんが一生懸命な人には弱い私。フレッシュさんのがんばりトークに心を動かされてしまいましたね。向こうのほうがずっと上手(うわて)だったのかもしれません。

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