都会のすきま-40代ほどほど暮らしのつくりかた

アラフォーになってもジタバタしている毎日のこと

言語化の難しさよ

ブログを書いていて自分の言いたかったことを文章に出来るととてもスッキリするというか達成感があります。

一方で仕事での言語化については難しいと感じることが多いです。

 

多分私は感性と論理で分けたら感性のほうが強い性質だと自覚があります。しかし仕事においては上司や同僚に伝える(伝わる)必要があり、当たり前ですが「なんとなくそう思った」ではいけないのです。

 

IT企業に勤めており数字にもかなりシビアな環境なので、何かの手段を選択する時にはそれ相応の理由が必要です。

たとえばある広告を見て「宣伝感が強いな〜」と感じたとして、どういう要素がその宣伝感を作っているのか言語化できなければいけません。チームで仕事をしていて「宣伝感が強いから直そう」と言ってもその修正って曖昧だし難しいと思うんです。なんとなく感じた感性を要素として言語化するのってこんなに難しいものなんだなと痛感しました。

 

仕事と趣味で目的も違うし選ぶ言葉も全然変わりますね。趣味は感じた気持ちを深掘りして言葉にしていくのですが、仕事は全て数字としての成果に繋げなければいけないため「〜〜の理由でこういう施策をやってこんな結果だった」「〜〜という仮説が立つので次は〜〜というABテストをしてみよう」のように目的、結果、改善サイクルを回さなければなりません。

 

自分では文章を書くのも読むのも好きだし苦手意識はなかったのですが、仕事の言語化は1人だけでなくチームや上司という複数に伝えてなおかつ成果に繋げなければいけないため難しいです。(決して嫌いな作業ではないですが)

 

チームにすごく頭の回転が速い同僚の子がいてその子は言語化も早くて的確なんです。なんとなく見ていたものが要素として言語化されていと「おぉ〜」と拍手を送りたくなりました。でも本人いわく言語化できなくて難しいと感じることも多々あるそうです。こんなに出来る子でもそうなんだなと少し安心しました。

 

小説家やライターなどお仕事として文章を書かれているかたの凄さを改めて感じます。文章で対価を得るって本当に並大抵のことじゃないですよね。ブログの収益化とかちょっと考えたこともあるんですが自分には到底難しそうな気がしました…。

 

それでは今日もそろそろ言語化の戦場に行ってきます。今日と明日頑張ればまた大好きな週末に会えるのでがんばります。

プライバシーポリシーとお問い合わせ