都会のすきま-40代ほどほど暮らしのつくりかた

アラフォーになってもジタバタしている毎日のこと

戻りたいあの頃ありますか?

よく昔を思い出して「あの頃に戻りたいなぁ」とかいうじゃないですか。皆さまには戻りたいあの頃ありますか?

 

部活していた学生時代とか

恋愛していたリア充時代とか

無邪気で何も考えてなかった幼少期とか

そんな時代を思い浮かべるかたが多いでしょうか。

 

でも私気付いたのです。

私はいつの時代にも戻りたくはないぞって。

 

楽しかった思い出のないかわいそうな人みたいですがそんなことはないです。私はいつだってそこそこ楽しく、同時につらいこともそこそこあったと思うからです。

 

先日、近所にある高校の前を通ったら少しオシャレしたお母さまと娘さんが学校の前で記念撮影をしていました。門の前には「卒業証書授与式」と。

もうそんな時期かー、なんて感慨深い気持ちになりました。そのキラキラした瞬間を目撃した時に「いいなぁ。あんな頃もあったなぁ。」の流れから一瞬「あの頃に戻りたい」と思いそうになりました。そう思ってもなんらおかしくない自然な流れ。今は仕事が忙しいため仕事に追われない学生時代を正直羨ましく思う気持ちもあります。

 

しかし、ハッとするのです。いやいやいや、まてまてまてと。本当に学生時代っていいことしかなかったのか?そんなことはありません。

 

小さい頃から妙に自分を客観的に見てしまうことがあり、小学校も中学校もそして今だって私の感覚に変わりはありません。多分昔からHSPの気があったので学生時代も小さな接触に悩んだり落ち込んだり傷付いたり全然していました。同時にとんでもなく嫌なことしかなかったかというと親友と独自の雑誌を作ったり楽しい遊びも日々開発していました。

 

学生時代には学生時代なりの悩みや辛さもあり、思い出だからって完全に美化はできないのが私でした。あの頃も今も私の本質や感覚は変わっていないので日本にいても海外にいても昔も今も、オールハッピー野郎にはなれないのです。人から見ていいことがあってもそれを無駄にこねくり回して「でもこういう面もあるな」と斜めに見てしまう自分はずっと変わりません。

 

戻りたい上あの頃があるのは人類のデフォルト機能なのでしょうか。幸せ感情のみ100%でいられた一定の期間があったということなのかしら。皆さまがもしそうであるならばすごくうらやましいです。

 

本日は戻りたいあの頃がないひねくれた私に気づいた話でした。週末に向けて静かにテンションが上がってきています。それでは今日もがんばりましょう。

 

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